what is it?
中医アロマセラピー
西洋のアロマセラピーと東洋医学の考え方を組み合わせた中医アロマセラピー。東洋医学では漢方薬を使って治療しますが、中医アロマでは同じ植物から採れた精油を使って心と体にアプローチします。
アロマセラピーで使う精油で漢方薬の原料となる植物には、体を温めるものや冷ますものがあり、また五臓(肝、心、脾、肺、腎)のどこに作用するかでもグループ分けされています。
中医アロマもそれと同じ考え方で精油をグループ分けをしています。
陰の性質である冷ます働きをする精油、陽の性質で温める働きをする精油があり、そして五臓である肝、心、脾、肺、腎にもそれぞれ対応する精油があると考えます。
例えば、冬の時期や内臓が冷えている時には「温」の性質を持つ精油を使い、夏や体に熱がこもっている時には「涼」の精油というふうに使い分けます。
また、イライラする、気持ちが落ち着かない、など情緒の関するトラブルは五臓の肝が関連している場合が多いので肝に対応する精油を使って心を落ち着かせたり。
そんなふうに、自分自身の体質や今の状態に合った精油を選んで使うことが出来るのです。
精油は香りに癒されるだけではなく、その中に含まれる様々な芳香物質が体と心に働きかけて私たちのうつろいやすい体調をサポートしてくれます。