漢方と香りのコラム

漢方アロマの角川由香です。

ちょっと思いついて、こんなコラムを始めてみました。

いつまで続くかわかりませんが、続くところまで書いてみます。


夏の空

今年は5月5日の立夏から夏の始まり。

カラッと清々しい空気からだんだん梅雨に近づいてきてじめっとした湿気が増えてきますね。

梅雨時の過ごし方って漢方では体にもたまりやすい水分を外へ出すようにといわれますが、これもその人の体質によって違ってくるなぁと思います。

梅雨が苦手なタイプの方は、浮腫みやだるさ、頭がずんと痛い、めまいやムカムカするような吐き気や胃もたれなどもあったり。湿疹などの皮膚トラブルや膀胱炎などもこの時期に多いそう。

これって、湿気を体にためやすい体質の方に出やすい不調で、こんな時には、生姜やネギ、唐辛子など、体を温めてくれるものと、小豆やハト麦、トウモロコシなど、水分を出してくれるようなものを食べると良い言われてます。

ただ、私自身がそうなのですが熱がこもりやすくて体の水分が足りなくなりやすい体質の場合には、この養生法をするとたぶん干からびてしまうのでは・・・?と思います。

このタイプの方は「梅雨だから何か?」という程度にしか湿気に反応しません。せいぜい濡れるのが嫌、髪の毛が広がるのが嫌、くらいの不快度。(私です)ただし、梅雨明けすると弱く、夏バテをします。暑くなると眠りの質が落ちてだるくなり、少し動くと息切れをしたり、のぼせて冷たいものばかり口にすると胃が冷えて食欲も落ちます。

このような人が香辛料や水分を出す食べ物を取り過ぎたり、あまり大汗をかくようなスポーツはかえって不調をまねくことになることがあります。

なので私が夏にかけてこころがけているのは、熱を取ることと、体に水分をキープすることです。夏野菜のトマトやきゅうり、セロリ、そしてスイカやメロン、梨など。これら全て私の大好物でもあったりします。(体が求めている?)

アロマでも梅雨の香りと夏の香りがあって、梅雨に湿気にやられやすい方には、ダイエットにも効果的だと言われるグレープフルーツ、レモン。それからシダーウッド、サイプレス、ジュニパーベリーなどのウッディ系。そしてちょっとクセのある精油ですが、パチュリもおすすめ。

パチュリは漢方の生薬の「藿香」(カッコウ)と同じシソ科の植物。胃腸を温めて湿気を出してくれる作用があります。

そして夏の香りは、熱を冷まして潤してくれるもの。高級なお花の香りが多くてローズ、ネロリ、ローズウッド、ゼラニウム、ラベンダーといった名前を挙げたけでゴージャスな気分になりそうな面々。そのほかにもフランキンセンスやサンダルウッドなども香りをかいだとたんにすっと落ち着いてグラウンディングできるような精油も良いですね。

あとは、私の個人的好みでもありますが、夏といえばやっぱりペパーミントでしょう。

お部屋に香らせても涼し気ですし、お風呂上りにローションに加えて体にスプレーすると汗も引いて心地よいし、シャンプーに一滴落とすとヘッドスパをしたような爽快な感じが私は大好きです。

ペパーミントはハーブティーでもありますが、胃腸の調子を整えてくれたり、熱を冷ましてくれたりしますのでどちらの体質の方にも良いと思います。ただし、刺激が強いのでお肌につける時はちゃんと希釈してから使うことをおすすめします。