陳皮と半夏で梅雨を乗り切れそう? ~漢方と香りのコラム~

漢方と香りのコラム、久々の投稿です。

こんにちは、漢方アロマの角川由香です。


私の住む関東エリアも梅雨入りしました。

雨が降り続くと暑くなくてもじっとりしてなんとなく、あちこち痒くなって毎年それでブルーになります。そして湿気と暑さがダブルで来るととたんに胃が働かなくなって、食べたものがずっと胃の中に残っている感じと、つねに水が溜まっているようで動くとお腹がちゃぽちゃぽ言います。そうなるとお腹も空かない。夏バテダイエット?なんて思ったこともあったけれどなんせ、体がだるくてすぐに疲れてしまうのできもちいいダイエットにはなりません。


漢方を知ってからはこの時期の胃の不調に対処できるようになったので、ひどい夏バテはしなくなりました。熱が上半身にこもりやすい体質なので暑いとどうしてもアイスコーヒーが美味しくて、なんならそこにアイスを乗せたコーヒーフロートなんて魅力的なものもこの世にはあるし・・・なんて言って冷たいものを取り続けてお腹を冷やした結果がひどい夏バテでしたので今は飲み過ぎないようにその時のお腹に聞きながら飲むものを決めるようにしています。だって大好きなアイスコーヒーを飲まないなんて人生はあまりに寂しいから。


今年に入ってから飲んでいる漢方薬が当たりで、私の体質的に陥りやすい不調を補ってくれるようで調子がいいなと感じながら過ごしていました。飲んでいるのは「抑肝散加陳皮半夏」という長い名前の薬です。それが少し前に飲み切ってしまって病院の予約までまだ間があったのでそれまでのつなぎにネットで買おうと思ったらうっかりして「抑肝散」を注文していました。まあでも陳皮と半夏が入っていないだけで「抑肝散」には変わりないからいいかと飲んでいたのですが・・・


このところ、晴れて暑い日と土砂降りの日と交互にやってきて、気温も上がったり下がったりで体がしんどいなぁと思っていたら、なんだかお腹が空かない。でも時間だからと食べるとあとからもたれていつまでも胃が重い。あれ?もう夏バテ?と思いお腹が空いてから食べたいものを食べられるだけ食べるように気をつけていました。


そして病院の予約の日が来て「抑肝散加陳皮半夏」を出してもらってそっちを飲みだしたら、お腹の調子がいいような?お腹空いたなぁという感覚が久しぶりにやってきて、その時に食べた食事がとっても美味しくて、食べた後も胃が重くない。

これってもしかして、陳皮半夏のおかげ?


陳皮はみなさんご存じの、みかんの皮。

湿を乾かして、停滞しているものを動かす特性があり、体を温めて気を巡らせ胃腸を動かして吐き気や胃もたれを解消してくれる。それ以外にものどの痛みや咳をやわらげる作用があって冬場の風邪の時にも使われる生薬。

みかんの写真


そして半夏(ハンゲ)

これは、サトイモ科の植物の球根部分で、調べてみると「去痰」といって体の余分な水分を乾かす作用がメインで使われている印象をうける。イメージとしてはこちらも体を温めてお腹に溜まった水分が原因の不調、吐き気やめまいや頭痛などを、その水分を乾かすことによって改善するという感じ。つわりなんかにも効くそう。


この二つの生薬のおかけで、私の胃はちゃぽちゃぽせず、すっきりしてお腹も空いて調子よく保たれていたらしいと、一旦飲むのをやめてみてその効果がよくわかった出来事でした。

漢方薬はシンプルなものもありますが、大体のものはとてもたくさんの種類の生薬が配合されています。これもちゃんと意味があっての処方なんだなと自分の体で知りました。


今回はアロマの登場はなく、100%漢方のお話になりました。