菊花・お花のハーブティー ~漢方と香りのコラム~

こんにちは、漢方アロマの角川由香です。


先日、中華街の雑貨屋さんで見つけた「菊花茶」

菊のお花一輪をそのままの形で乾燥させてお茶にしたもの。工芸茶と言われる中国や台湾のお茶です。

見た目にひかれたのと、菊花ということで即買い。

菊花茶2


菊花は生薬にも使われていて、その効能が良い。

五臓の肝と肺に働きかけることで、肝と深い関係のある「目」の充血を取り、かすみ目や老眼予防にも一役買ってる?なんてことから飲む目薬と言われているそう。近頃、小さな文字が見にくなっている私にぴったり。

それから体の上の方、首から上あたりの炎症を抑えてくれるので自律神経の不調和から起こる頭痛やめまいにも良いです。神経が高ぶって頭がギンギンな感じの時の頭痛とかクラクラする感じと言ったらイメージしやすいでしょうか。実は私は「神経が高ぶりやすい」体質でもあるので旅行の前とか、プレゼンの前日とかそういう状況になると、漢方で言うところの「気が上りすぎ」の状態になって頭痛が起きたりします。これも五臓の「肝」と密接に関係している症状です。


さて、そんなどこからどこまでも私にぴったりな菊花茶。さっそく淹れてみました。

封を開けるとカサカサの干からびたドライフラワー状態の菊の花が。壊さないように慎重にカップに入れてゆっくりゆっくりお湯を注ぐと・・・

お花がお湯の中でうごめいて、じわじわと膨らんでいきます。色はあせた感じで元々が何色の菊だったのかは不明。カップのお湯が少しずつ黄色っぽくなって、鼻を近づけるとなんだろう?そんなにいい香り~というわけでもなく、あえて言うならばお花屋さんの仏花の匂い??(全然惹かれない例えですみません)香りを楽しむタイプではなさそうですね。


そして味。味は・・お花のお茶って甘酸っぱくて美味しそうな味をいつもイメージしてしまい結果裏切られるのですが、菊花も例外ではなくあまり味のないハーブ感と、やや苦みが最後に残るなあという感想です。(味を楽しむタイプでもなさそう?)


なんだか菊花茶をディスるだけになってしまった?ようですが、そんなことはありません。お花のお茶は淹れる時のワクワク感と花が開くのを見ているわずかな時間が非常に心をときめかせてくれて、贅沢なことをしているなぁと感じさせてくれます。もうそれだけでいいじゃん、ていうくらい。

それに加えて効能が素晴らしいので、多少の美味しくなさは許せます。だって良薬口に苦しって言いますしね。

こころなしかこの投稿を書いている今、画面がはっきり見えるような・・・